先日も総務省のビジネスブログ活用事例として取り上げられ今年はブログに関連した事柄で多忙の年を送らせていただきました。
さて、本年は誠に勝手ながら12月28日(水)午後から翌年、1月4日(水)まで休診とさせていただき1月5日(木)からは通常通り診療いたします。
なお(社)川崎市歯科医師会では年末年始の急患への対応として市内4カ所で休日急患歯科診療を行っております。ご利用ください。
Q:一ヶ月ほど前に親知らずを抜きました。ぽっかりあいていた穴もだいぶふさがってきて安心していたのですが、その穴のすぐ横の頬側の歯茎に硬く尖ったものをを触れました。口腔内用の小さな鏡でも確認してみたのですが、白っぽい何かが歯茎を押している感じで、親知らずが生え出そうとしていたときと様子が似ています。再び何かが生えてくるのかと気になって仕方がありません。いったいこれは何なのでしょうか?放っておいても大丈夫でしょうか?
A:そんなに多くはないのですが親知らずに限らず下顎の歯を抜いた後の治癒課程においてみられるものです。
治癒課程においてまず先に歯肉の方が凹から凸に形を変えていきます。ところが抜いた後の骨の方は遅れて凸になります。
すなわち今は骨の方がちょうど火山孔のような形で歯肉が凸になりつつあるのに骨の鋭縁が尖っているため歯肉を突き破って出てきます。
この場合痛くなければ口腔内を清潔に保ちそのまま放置してもかまいません。
しかし、骨が内側から歯肉を刺激して痛みを伴う場合は残念ながらもう一度麻酔した上で尖った骨を削るのがよいでしょう。
他の歯科医院で小臼歯に被せる冠は保険の銀色のクラウンか自費のセラミックしかなく歯と同じに色にするには保険がきかないといわれたが本当でしょうか?というご質問を受けます。
実際のところ保険診療で歯の色とほぼ同色の硬質レジンジャケット冠ができますがそれを選択肢からはずして説明しない歯科医院は多くあります。
理由は
1.割れたりはずれやすい。
2.当初は見た目が良いが3年ほどすると食べ物の色素沈着によって色が変わって汚くなる。
3.それ以降は材質が柔らかいため咬合や歯ブラシ時の研磨剤によってすり減り本来のかみ合わせからずれてしまう。
等です。
しかし、さまざまな種類の治療法があり良くないとはいえ歯科医師側は保険診療の範疇でもに存在することを患者さんに説明し選択させるべきでしょう。
それぞれ違う方ですが左が最近入れたての硬質レジンジャケット冠、右が当院で装着して7年後のすり減ったものです。
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下顎の前歯があいているところへいつも舌を入れる癖による良性腫瘍の例です。
この方は下顎前歯部にちょうど1歯分の隙間がありそこに舌先を入れる癖で大豆大のしこりができていました。
良性の線維腫ですし長年大きくなったりしなくも本人は気にしないとのことでしたので隙間を埋めたり除去したりはしませんでした。
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壊疽(えそ)性歯肉炎は年に2〜3例のあまりない症例ですが、お盆休みや年末年始の最中のほっとしたときに集中する傾向があるようです。
壊疽とは口腔内細菌に感染することによって壊死を起こすことで短期間のうちに歯肉がはがれて溶けてけていきます。
症状としては
1.歯肉全体の激しい自発痛
2.歯肉の色が真っ赤で歯ブラシ時以外の出血
3.激しい口臭
原因は
1.極度のストレス
2.虫歯、智歯周囲炎を放置して口腔内環境が極端に悪くなっている
3.身体の抵抗力が極端に落ちていて口の中の常在菌に負けている
処置は
1.抗生物質の軟膏の塗布と投与
2.バランスの良い食事を心がける
3.ストレスを取り、栄養ドリンクや栄養剤を服用
などで治癒します。
激しい口臭を指摘された場合はすぐに歯科医院に直行です。
Q:1年半前から左下奥歯がはれ、歯科医へ。歯軋り(噛みしめ)が原因で
ナイトガードと歯の掃除で様子を見ることに。このあたりから口内炎があちこちによくできていました。
はれたりひいたりの繰り返しで3か月ごとの掃除。
手でとがった器具でかきだすので血だらけ状態になるし、何とも苦痛で掃除の日がちかずくと恐怖で眠れぬ日々を送ります。
ナイトガードも週一回でいいとのことだったので、そのようにしていましたが最近悪化。4ヶ所の奥歯がはれたりひいたり、知覚過敏の歯も出てきてしまいました。
歯ぐきにこぶのようなものが前からできているのですが、それも噛みしめでできたものだとか。
やはりナイトガードと歯の掃除で対応するしかないとのこと。
原因は噛みしめだけなんでしょうか、もうこの歯ぐきはなおらないのでしょうか。
口内炎も相変わらずよくできています。
この口の中が違和感でいっぱいの私の相談に親身にのってくれる歯医者さんを探して、このホームページにたどりつきました。そして歯の掃除を苦しむことなくていねいにできる方法はないものでしょうか。長々となりましたが、先生のご意見おきかせください。よろしく御願いします。
Aお問い合わせを承りました。
歯ぎしり噛みしめが原因で歯槽膿漏になっていると推測いたしましたがよろしい
でしょうか?
たしかに噛みしめは歯槽膿漏の大きな因子と考えられます。
それには日常気をつけることと丁寧なブラッシング指導、歯石除去で対処します。
但しそれが苦痛だということであれば担当の先生にしっかりと訴えるべきだと思
われます。
歯石除去も超音波でなるべく対処してもらえば何とかなりますし、歯石除去後の
知覚過敏はスケーリングパスタで防ぐものです。
それとブラッシングさえ徹底していたらそんなに口の中の違和感を感じることは
ないと思われますがいかがでしょうか?
正しいブラッシングの方法を教わることをお勧めいたします。
それが初期治療と考えます。
Qお忙しい所、こんなに早くお返事頂きありがとうございました。ブラッシングはていねいにしていたつもりだったので、口の中の違和感ということで、先生のホームページをもう一度よみかえしました。ドライマウスのことで書かれてあった薬の副作用、私違和感が出始めたとき、歯ぐきの症状が出始め、同じとき精神安定剤や睡眠薬を飲んでいました。あーこれが原因のひとつだったのではと思いました。先生のホームページは色々ためになることがのっていて助かります.是非診察を受けてみたいいので、そのときはよろしくお願いします。
今も飲んでいますが、心療内科の先生と相談してみようと思っています。ありがとうございました。
Aお気づきのように精神安定剤や睡眠薬は唾液を止めてしますので虫歯や歯槽膿漏
を短期間のうちに悪化させます。
対処としてはなるべくその副作用のない薬に変えたり、お茶などで常に水分補給
を心がけることです。
又、噛みしめに関しては昼間の間だけでも意識して咬まないことを念じてくださ
い。(ガムもいけません)
食事以外は上下の歯が接触しないのが本来の状態です。