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百態はオーバーですが昨年度だけでも20数症例の粘液嚢胞を除去しました。
特に混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している6歳〜12歳)の歯の隙間の下唇に出来るものが多く、色々な形態があるのでいくつかご紹介します。
初診料180点プラス除去手術料910点で1090点、負担額は3,270円となります。
※再発率は5パーセントほどあります。
ただし、再三言っておきたいことは自然治癒があるので出来るだけ刺激しないで最低1ヶ月程度は様子を見ることです。
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10年ものの口蓋の粘液嚢胞です。
やはり気にしつつ舌で舐めてばかりいると繊維化して自然にはなかなか無くならないようです。
ところが保険の範囲では口蓋部に粘液嚢胞はできないとされているようで困りましたが、間違いなく粘液嚢胞で電気メスでしっかりとえぐり中の唾液腺体を確認しました。
除去直後
除去一週間後
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この奥に耳下腺の開口部がありますがそれとは違う頬粘膜にできた頬部粘液のう胞除去の症例です。
1年程前からでき、何度も咬んでいるため歯冠大に大きく成長した、比較的大きなもので取りがいがありました。
翌日には綺麗に治癒してすっきりとしたようです。
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Q:6歳になる子供が今年2月ころより、下唇に粘液のう胞ができてしまいました。
現在、かかりつけの歯科医でみていただいており、先月末に1度電気メスで焼きました。
が、また大きくなってきており、もう一度焼いてみてだめなら口腔外科できちんと検査したほうがよいと、いわれました。
こんな小さな体の子にメスをいれるのは・・・とサイトを検索していましたらたどり着きました
住まいは埼玉なのですが、実際除去するとしましたら、6歳の子でもで行なえるのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願いいたします。
A: 本人が納得した上で除去するのが好ましいと思います。
ただし、本人も今回再発したことにショックがあるはずですので今しばらく様子を見たらいかがでしょうか?
通常半分異常は自然消滅する場合もありますので今しばらく待ってそれでもだめだったら再手術が必要かと思われます。
残念ですが粘液のう胞を簡単な口内炎と同じ処置をしているようですね。
のう胞は焼いても再発するので下から押し出して切る必要があります。
photo:除去直後とその一週間後(本文とは関係ありません)
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大学病院を紹介されたものの開業医での手術を希望し来院した比較的大きな下唇の粘液のう胞です。
遠方からみられていたのと腺体の除去を確認でき、再発はないと見込まれたので一回の初診のみで終わらせました。
1年半悩まれていたとのことでサイトを調べていらっしゃったのですが非常に喜ばれておりました。
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舌の下ということもありまずは唾石による唾液腺開口部の閉鎖を疑いました。
そこでパノラマレントゲン写真と口咬法によるレントゲン写真で唾石が存在しないことを確認の上除去しました。
すぐ脇に本来の唾液腺の排出管があるのでそれを極力傷つけないように細心の注意を払いながら行いました。
写真は左上から除去前、除去直後、1週間後となります。

最近ネットで粘液のう胞(嚢胞)の除去をアップしたせいか問い合わせが多くなってきています。
この方の場合は唇を咬んだことによる治癒過程で唾液の排出管が閉鎖されてしまい出ることのできない唾液が貯まったもので半年ほど悩んだそうです。
左側の写真が除去した組織でメスに刺していますが本当に小さく、「鬼太郎の目玉親父」の様相です。
中にさらに小さい白い組織がありそれが唾液腺の本体です。
また、右側の写真が除去後1週間ほどの下唇の状態です。
術式は表面だけを電気メスでなぞるだけでは再発するのである程度しこりまで深くえぐる必要性があります。
もっとも粘膜上皮組織ですので治癒は思いの外早いものです。

先週の水曜日に除去した粘液のう胞除去の実際の写真をアップします。
左が除去後で右が5日後となります。
主訴として食事時に大きくなってどうしても気になるということで浸潤麻酔下で電気メスを使用し除去いたしました。
写真では小さすぎてわかりませんが唾液腺は白くてけし粒ほどの大きさでした。
経過は良好でその後はふくれることはなくなったそうです。
最近、粘液のう胞についての質問が続いておりますので掲示板から引用いたします。
はじめまして
下唇の裏側にしこりができました。
食事中に噛んだ時に見たら1.5cmほどの血のあざっぽくなっていて、今はその血のあざは消えて
しこりだけが残っています。
はじめは噛んだせいでなったのかと思ったのですが、なかなか小さくならないので不安で質問しました。
こういうのは歯科に見せに行くべきでしょうか?それとも病院の口腔外科のほうがいいでしょうか?
お忙しいのに申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
レス
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1: 一伸歯科医院 2005/02/01(Tue) 18:24
ご質問の件ですがおそらく「粘液のう胞」と推測されます。
良くある症例で決して怖いものではありません。
「口の中の癌と間違いやすい疾患」をご覧ください。
ただし、たびたび大きくなったり小さくなったりを繰り返すようだったら取り除いた方がよいでしょう。
これは本来口の中にあるはずの小唾液腺(0.5ミリほどの渦巻き状の唾液腺)が唇の下にある場合に起こります。
口の中では唾液として開口部があるため問題ないのですが唇の中では排出する穴がないので生成した唾液がちょうどやけどの後の水疱のように唇を内側からふくれさせます。
処置としてはなるべく見えにくい口唇の内側から電気メスで小さな切開をしごま粒ほどの唾液腺を取ることで治ります。
ただし、しばらく様子を見て小さくなるようだったら放置していてもかまいません。
除去は歯科でも口腔外科でも良いでしょう。
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2: 真琴 2005/02/03(Thu) 14:31
どうもありがとうございます。
粘液のう胞の写真を見たら、まさに同じものでした。私も癌が出来たと思い込んでいたので、ちょっと笑ってしまいました。
しばらく様子を見ようと思います。
もし除去ということになったら、そちらでお願いします。
お忙しいところ、ありがとうございました!
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3: 一伸歯科医院 2005/02/12(Sat) 15:25
この場を借りて貴重な資料をネット上でご提供していただいております小机歯科医院の久保倉 弘孝先生に感謝をいたします。