2011年06月15日

エージングマシン

Tunebug
昨年の5月に購入した新作ペルマンブゼット、鳴り出すことを期待して一年間我慢して弾き込んだもののなかなか鳴ってくれず仕方なく日本一のチューナーとアメリカのベーシストも認める弦楽器の山本のきもとさんに調整をお願いしました。
Gy-1
1.魂柱の位置調整
2.サドルの剥がれを再付着
3.プラスチック製のテールガットをメタルワイヤーに変更
の3点です。

調整の結果以前よりはなるようになったもののチェコオールドと比べると音は大きいものの楽器全体が震えるような感動はなくどうしても駒周辺から発音している感はぬぐえません。
開放弦が振動するスタート感もいまひとつ遅いという感じです。
それが新作の特徴と分かってはいるもののどうにかしたいものです。

イタリアンオールドとなるとそれこそ天文学的な価格で取引されているわけで銘器は一千万をくだらないというのが相場です。(6千万というのも聞いたことがあります)

新作はいかに「歳を取らせるか」と言う課題がありそのために一日中弾き込んでボディーをふるわせる必要性がありますが仕事があるのでそれもできません。
また、音大生に毎日弾き込んでもらうなどの方法がありますが残念ながら親しい知り合いもいません。

世の中はアンチエイジングの大流行ですがスピーカやこと楽器に関しては速く歳を取らせる事が好ましいのです。

そこで試しに購入したのが
1.(株)ピエラス社製キャンディーミュージック 10数グラム
2.(株)エンティス社製Tunebug Vibe 150グラム
3.FOSTEX社製GY-1 1.7キログラム

重さ相応、値段相応で1はおもちゃ、GY-1 だけがなんとか機能、目的に合っているようです。
ただしフローリングの床では結構聞ける音ですがコントラバスの駒では低音不足のキンキンした音質でした。

それと駒から魂柱を通して裏板も振動してボディーがスピーカー代わりになってはいるものの実際の弦の振動のエネルギーまで音量を上げると歪んでしまい完全再現には無理があります。

とりあえず留守中は音楽を流しっぱなしでエージングしているつもりですが結果が出るのには時間がかかりそうですね。

(追加)木製の消音器の上に載せるとより音の通り道が理想的となりますが不安定となり音量は下がります。
また、駒側が重くなるので地震事故で倒れないようにベースのヘッドはカーテンレールなどにひもでフックし、落下しても大丈夫なように床にもクッションを置きます。
さらに裏板の背後に15インチのウーファーを配置して振るわせると高低音のバランスもよくなりヘッドも振動します。
いずれにせよ試される方は大切な楽器を傷つけることもあり得るので自己責任でお願いいたします。

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