2007年03月30日

インレーブリッジ

インレーブリッジ
第一大臼歯は6歳臼歯と呼ばれ最初に萌出してくる永久歯であるとともに最初に虫歯となって抜歯対象となる頻度が最も高い歯です。

不幸にして抜いてしまった場合はいくつもの補綴の方法があります。
1.1本だけの入れ歯(保険、自費)
2.1本でのインプラント(自費)
3.両隣在歯に掛けたフルブリッジ(保険、自費)
4.部分的に削って入れるインレーブリッジ(保険)
上記の中で保険の範囲では4のインレーブリッジが最適といえるでしょう。
理由は
1.削る量が少ないためにフルブリッジに比べて審美性に優れている。
2.抜髄(神経を取る)必要性がない。
3.入れ歯に比べて違和感がない。
但し欠点として
1.入れ歯と違い、両隣在歯をある程度削らなくてはいけない。
2.欠損部分の咬合圧が両隣在歯に過剰にかかる。
3.フルブリッジと比べると外れやすい。
4.形成が高度な技術を必要とし、印象変形しやすいためぴったりと装着しにくい。
現在の保険制度の上では仕方ないと言えますが保険点数がフルブリッジより少ないのは繊細な形成技術を必要とする術者としては不満が残るところです。


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2007年03月14日

外歯瘻(がいしろう)

外歯瘻(がいしろう)01
 非常に怖い症例です。
20年弱前の古いアルバムを整理していたら外歯瘻の写真が出てきました。
歯根嚢胞が大きくなって膿を排出する際は通常、口の中の歯茎の根本から出てくるのですがごくまれに下顎の6歳臼歯(6番)の歯根嚢胞が10代で急速に拡大した場合、皮膚から排膿することがあります。

もちろんそうなった歯は即時に抜歯となりますがその陥没した傷跡はなかなか治りにくく、形成外科で移植手術をしても完全に元通りとはならないのです。
たかが虫歯といえども審美的に取り返しのつかなくなった典型的な例と言えるでしょう。
※写真は治癒後、5年ほど経ったものです。
外歯瘻02
※大きな吹き出物と間違えやすい別の症例で外歯瘻になる直前のものです。
抜歯後治癒良好(17歳)

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