2006年04月26日

粘液のう胞除去の実際(6)

頬部粘液のう胞01
 この奥に耳下腺の開口部がありますがそれとは違う頬粘膜にできた頬部粘液のう胞除去の症例です。

1年程前からでき、何度も咬んでいるため歯冠大に大きく成長した、比較的大きなもので取りがいがありました。

 翌日には綺麗に治癒してすっきりとしたようです。

頬部粘液のう胞02
 術後直後
頬部粘液のう胞03
 術後翌日

2006年04月25日

ラミネートベニア法

ラミネートベニア法01
 審美的に歯を綺麗にする方法で歯を削る量が最小限に抑えるメリットがあるラミネートベニア法の症例です。

 通常のポーセレンメタルボンドクラウンに比べ大きな欠点としてはがれたり割れたりする確率が高いため貼り付けるというよりも「ウイング」というレール状の溝を作り、歯冠方向からはめ込むタイプとしました。

はじめはセラミックで技工をお願いしましたが作製中に壊れてしまい、弾力性のあるハイブリッド(セラミックとレジンとの融合した材料)タイプとしました。

審美的には上顎6前歯全部を行えば理想ですが2本だけでもご覧のようにかなりの改善が見られます。

ラミネートベニア法02
 術前
ラミネートベニア法03
 技工模型

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2006年04月14日

歯間離開

上唇小帯切除後の補綴
 上唇小帯切除後の歯間離開をポーセレンメタルボンドクラウンで補綴した例です。

最初は矯正のご相談で来院しましたが大臼歯先天性欠損でしたので補綴で綺麗にすることとしました。
上唇小帯を切除した後はよりいっそう歯間離開が目立つようになり前歯の2本だけ繋がった形のメタルボンドを装着し、審美的に満足な結果となりました。

術前
術前
術後約2ヶ月
術後約2ヶ月
技工模型
技工模型

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2006年04月11日

粘液のう胞除去の実際(5)

nouhou09
 Q:6歳になる子供が今年2月ころより、下唇に粘液のう胞ができてしまいました。

現在、かかりつけの歯科医でみていただいており、先月末に1度電気メスで焼きました。
が、また大きくなってきており、もう一度焼いてみてだめなら口腔外科できちんと検査したほうがよいと、いわれました。
こんな小さな体の子にメスをいれるのは・・・とサイトを検索していましたらたどり着きました
住まいは埼玉なのですが、実際除去するとしましたら、6歳の子でもで行なえるのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願いいたします。

A: 本人が納得した上で除去するのが好ましいと思います。
ただし、本人も今回再発したことにショックがあるはずですので今しばらく様子を見たらいかがでしょうか?

通常半分異常は自然消滅する場合もありますので今しばらく待ってそれでもだめだったら再手術が必要かと思われます。
 
残念ですが粘液のう胞を簡単な口内炎と同じ処置をしているようですね。
のう胞は焼いても再発するので下から押し出して切る必要があります。

nouhou10

photo:除去直後とその一週間後(本文とは関係ありません)

nouhou11

2006年04月07日

小臼歯の中心結節

中心結節01
 先天的に小臼歯の真ん中にごま粒大の出っ張りがあることがあります。(1,0〜3,5%)

これは中心結節といい、小学生高学年に乳臼歯が生え替わったときに咬合で折れて虫歯でもないのに感染を起こすことがあり、冷痛や根尖の腫脹を伴います。
写真は12歳の男の子ですがやはり折れてしまい、感染根管処置を行わなくてはいけない例です。
折れたところが歯髄まで繋がっているため感染を起こしたもので、まだ根の先が成長しきっていないので成功率が低く根管治療を避けたいところですが仕方がありません。
中心結節02
 予防策としては中心結節周囲をシーラントやレジンで補強して折れないようにすることが必要です。

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2006年04月06日

6歳児の上の前歯

6歳児の上の前歯(1)
 初めての永久歯である下の前歯と違い、上の前歯は乳歯の真下から生えてきます。

この時期にわずかながらでも反対咬合ですと将来、受け口になってしまう可能性があります。

***掲示板から***

Q:はじめまして。近隣の歯医者さんをさがしていて、この掲示板を見つけました。
とても評判が良いようなので、通院を検討しております。
6歳の子供のことで質問をさせてください。
上前歯の永久歯が生えてきましたが、片方だけが噛み合わせが逆になって生えてきてしまいました。早いうちの矯正を考えていますが、
今、通い始めたとして、期間はどれくらいかかるものなのでしょうか。また、ぶしつけな質問で恐縮なのですが、費用等はどれくらいかかるものなのでしょうか。お知らせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A:残念ですが矯正は専門の先生にお願いしており当院では行っておりません。それでもある程度のご助言は出来ると思います。
費用は総額で50〜150万円と歯並びの程度や医院によって違ってきますがすべて一括払いということはまずないはずです。

矯正を必要とするのかどうか診断するのは早いほうがよいのですが実際に始めるのは永久歯がある程度そろった4年生から5年生位が最適だと言えます。(ただし、顔の骨格から矯正する場合は4歳位でも決して早くありません。)
平均的に2年〜4年間必要、というところでしょうか。

6歳とは今が大事な時期ですね。

実際に拝見しないといい加減なことは言えませんが生活習慣で適切な成長期でごく軽度の場合はご家庭で簡単に歯を動かせることも全くないわけではありません。

Q:早速のお返事、ありがとうございました。
そうですか・・・、矯正はやっていらっしゃらないとのことで残念です。
費用および期間を教えていただき、ありがとうございました。なかなか双方とも覚悟がいりますね(笑)
実は歯科衛生士の知り合いからも家庭でできる矯正法を教えてもらい、今、実践中です。
先生がご存知の方法もこれかな、なんて思いながらこのレスを打っております。
これでうまくいかなければ、先生のところにお伺いします。そして専門の先生を紹介していただければ幸いです。
そのときはよろしくお願いいたします。

A:矯正は「矯正歯科専門医」に限って受診ください。
なぜなら簡単な矯正の講習会を受けて矯正医と謳っている歯科医師が多すぎます。
歯科矯正は10年近くのキャリアで患者さんを統計的に把握して一人前となります。
従いましてその辺を十分ご考慮の上矯正医をご判断ください。
矯正医は「後戻り」を十分考慮し外科的なことも考えに入れたグローバルな考えを持った先生が適切と考えます。
6歳児の上の前歯(2)
 写真はちょうどこの適例で僅かな反対咬合でしたが家庭で正常咬合の方向に力が加わるように割り箸を咬んでもらい、1週間ほどで下の永久歯よりも前方に移動した例です。
矯正専門医からは怒られてしまいますが実際1〜2本は動きます。

しかし、やりすぎて下の前歯が奥に移動しても困りますし、全体的な歯列不正には決してやってはいけない行為ですのでくれぐれも自己責任で願いします。

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