2006年03月14日

蓄膿症

蓄膿症
蓄膿症(上顎洞炎)は歯由来の症状と間違えやすい症例です。


右上の腫れと痛みで本日初診でいらした患者さんは右上の4,5番が虫歯もなく治療痕もないのに上下に激しく動揺していました。
また、パノラマレントゲンにおいても上顎洞のラインが消失していて4番の歯根部分がはっきりしません。
蓄膿症の手術歴を聞いたところ20年前に左右側とも行ったそうです。

今回は長年慢性でおとなしくしていたものが急性化して症状として表れたもので歯科由来と間違えても仕方がないといえます。

処置は電気メスで腫脹部をわずかに切って排膿させましたが歯根のう胞や歯周病由来のものとは全く違い焦げ茶色で量もコップ一杯はあるのではないかと思われるほど大量でした。

腐敗臭はさほど感じられなかったのですが抗生物質を投与後まずは耳鼻咽喉科への受診をお勧めいたしました。

<追記>
若干の不安を感じ、多摩病院歯科口腔外科の石井宏昭助教授にお聞きしたところ、排膿はコレステリン血漿を含んでいることによる色で上顎洞癌とは違うとの助言が得られました。

投稿者 issinn : 2006年03月14日 07:46 | トラックバック(0)
コメント
*

>私は14歳です!
初めて蓄膿症になりました。。
病院では薬で状況を見ると言われました。
入院はしなくてはいけないのかとか心配です。
どうしたらいいですか?

Posted by: ひなこ at 2006年10月17日 20:27

コメントありがとうございます。

>初めて蓄膿症になりました。

風邪をひいたときなどに鼻から感染することが多いようです。
急性であれば処方された抗生物質を2ヶ月ほど時間どおりにしっかりと服用してください。

歯科用のパノラマレントゲンでは蓄膿症の既往歴が造影されますが結構皆さんかつて蓄膿症を経験した方が多いものです。(5パーセントくらいでしょうか)

今の時期にしっかりと治しておけば入院して手術しなくても良いはずです。
気を落とさないでください。

Posted by: 一伸歯科医院 at 2006年10月19日 08:22

>お久しぶりです。
この前耳鼻科に行ってきました。
耳鼻科の先生は薬で治るそうです。
少しホットしました。

Posted by: ひなこ at 2006年11月05日 21:02
コメントする







名前、アドレスを登録しますか?




Trackback

このエントリーのトラックバックURL : http://www.haisha.biz/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/123

メインメニュー