2005年12月24日

抜歯後の骨鋭縁

抜歯後の骨鋭縁
親知らずは二度生える?というご質問を受けました。

Q:一ヶ月ほど前に親知らずを抜きました。ぽっかりあいていた穴もだいぶふさがってきて安心していたのですが、その穴のすぐ横の頬側の歯茎に硬く尖ったものをを触れました。口腔内用の小さな鏡でも確認してみたのですが、白っぽい何かが歯茎を押している感じで、親知らずが生え出そうとしていたときと様子が似ています。再び何かが生えてくるのかと気になって仕方がありません。いったいこれは何なのでしょうか?放っておいても大丈夫でしょうか?

A:そんなに多くはないのですが親知らずに限らず下顎の歯を抜いた後の治癒課程においてみられるものです。

治癒課程においてまず先に歯肉の方が凹から凸に形を変えていきます。ところが抜いた後の骨の方は遅れて凸になります。
すなわち今は骨の方がちょうど火山孔のような形で歯肉が凸になりつつあるのに骨の鋭縁が尖っているため歯肉を突き破って出てきます。

この場合痛くなければ口腔内を清潔に保ちそのまま放置してもかまいません。
しかし、骨が内側から歯肉を刺激して痛みを伴う場合は残念ながらもう一度麻酔した上で尖った骨を削るのがよいでしょう。

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