症例です。
歯性上顎洞炎とは歯の病気が原因となるいわゆる蓄膿症です。
「歯が原因で蓄膿症になるって?」と驚かれるのは無理はないと思います。
通常の蓄膿症の原因は鼻の炎症などから移行するのがふつうだと思われます。
頻度は少ないのですが、根尖性歯周炎、つまり過度の虫歯からも蓄膿症になるのです。
先日の20代の患者さんは上顎の7番(上あごの一番奥の歯)が動揺、挺出していたのでかみ合わせを低くし、6番(その手前の歯)の根尖相当部を切開して排膿させました。
その翌週にレントゲン上であまりにも病巣が大きいので(ウズラ卵大)結局抜歯することとなりました。
抜歯してみると驚くほどの膿がどんどん流れ出てきます。
目の下、歯の上の空洞に(上顎洞)膿があふれていました。
このままでは大きな穴が空きっぱなしになってしまい食べかすが入ってとんでもないことになるので抗生物質とガードプレートというプラスチック製のふたをして耳鼻咽喉科への受診を勧めました。
それでも経験上1ヶ月は穴がふさがらないことと思われます。
長年にわたって腫れたり退いたりを繰り返している根っこだけの歯を持っている方はご注意下さい。
初めまして。虫歯が多くて、何年も放置しています。この頃は、頭が冷たくなったり痺れたりします。知覚過敏や毛細血管なども虫歯と関係あるのですか?意味不明で申し別けありません。脳外科や内科に行きましたが異常なしでした。歯の神経が冷たく感じさせてたりする事があるのでしょうか?
虫歯が多くて歯の神経を冷たく感じさせることにより頭が冷たくなったりしびれたりということですが・・・
う〜ん歯科領域ではちょっと関連性がないと思われます。残念ながら私の経験ではありません。
歯性上顎洞炎では蓄膿症ですから頭が重くなったり偏頭痛、集中力の散漫、鼻汁が臭う等の症状があります。
初めまして。話題とは関係ないのですが、下の歯を抜き歯したら、何日で穴は塞がりますか?個人差などありますか?
>下の歯を抜き歯したら、何日で穴は塞がりますか?個人差などありますか?
どこの歯を抜いたのか、また抜いたときの状況、もちろん個人差で違ってきます。
おおよその目安としては1週間が程度でしょうが水平埋伏智歯などでは完全に歯肉が埋まるまで3ヶ月ほどかかります。
今回の症例では大きく上顎洞に突き抜けていたのでなんと1年近くもかかりました。しかし滅多にある例ではありません。
初めまして。
根尖性歯周炎になっている者なんですが、根尖性歯周炎はいつぐらいに治るんですか?
また、顔が腫れたり、唾液に膿の味がしたりしてるんですが、これはそう言うモノなんですか?
教えて頂けると有り難いです。
根尖性歯周炎は状況によって様々な形態を取ります。
もっともない方がよいのですがたしかにある時は顔が腫れたり膿のにおいがしたりすることもあります。
それだけ我慢して治ればよいのですがそれだけ治りにくい状況と察しできます。
従いましていつ治るかは担当の先生にじっくりと話を伺ってください。
いつまで経っても治らない場合は抜歯も選択肢の中に含むべきでしょう。
こんにちは(^^)
私は現在乳飲み子を持つ母です!
つい先日歯がかけたため、歯医者へ。レントゲンを撮ると上顎洞に歯根が残っている。授乳が終われば手術しないとと言われました。
4年ほど前に歯茎にできものがあったため、歯根が炎症を起こしているかもと言う事で、上右奥から2番目を抜歯(3本の根っこのうち太い1本)しました。
抜歯は失敗で違う歯医者で歯根はとったはずだったのに…
炎症も起こってませんが手術しないといけないですか??
考え方をどう採るかの違いと思われます。
抜歯後の残根があることは確かに良いことではありませんが炎症が起きて上顎洞炎に移行しているのであれば原因の残根を抜歯すべきでしょう。
しかし、炎症が起きていない限りは同化していると考えてそのまま観察すべきでしょう。
現在上顎洞炎で悩んでいるものです。2年ほど前から右側の福鼻腔炎を繰り返すようになり、耳鼻科で歯が原因ではないかと指摘されました。歯科医院では上顎洞炎の可能性があるb闌エ因となる歯を抜く必要があるといわれました。虫歯で治療したことのある歯ではありますが、使える歯を抜くのには抵抗がありなんとかならないものかと悩んでいます。
実は先日も同じように耳鼻科の範疇ではなく歯科の問題だという患者さんの上顎の小臼歯を抜歯して即時義歯(感染予防のため予め作っておいた義歯)を入れました。
結果としてはその小臼歯は縦に破折していて保存不可能な歯でした。
問題はどちらが患者さん自身の利益になるかということでしょう。
抜歯に抵抗があるのは当然ですが副鼻腔炎でいつも気になって仕事や勉強に集中力を欠くようでは仕方がありません。
維持する骨がないためインプラントはまず無理でしょうが抜歯の後のフォローがブリッジ程度ですむようならば抜歯してすぐに副鼻腔炎を解決することが賢明でしょう。
※ただし、抜歯で必ず解決するとはこの場では解りません。
現在、上記の様な症状に悩んでいるものです。
まず伺いたい事は、
1.下記に概略を致しますが、上顎道炎の可能性の有無。
2.都内で上顎道炎の診断や専門のお医者様。
上記2点を可能であればお教え戴ければと思います。
病歴としては、7年ほど前にとある歯科医にて歯根の治療の際に根の清掃用の針で貫通されてしまい、痛みを訴えていたのですが治療を完了されてしまいました。
昨年ようやくこの痛みを受け入れて頂ける歯科医に出会い、再度歯根の清掃を実施し半年がかりで歯根内の膿を抑えることができました。
しかし、歯根の膿を除去したにもかかわらず、再度痛みが発生しこちらのサイトを拝見して上顎洞炎の可能性を歯科医と相談しました。
*現在の症状としては、歯根の膿を清掃し歯肉炎でも無いのに、痛い部分の歯茎から血が出たり、歯の間にモノが挟まったりすると痛みが発生するといったもので、脳神経等の医院にも伺いましたが何の問題も見当たりませんでした。
前出の歯科医も上顎洞炎を最初に疑っていたとのことでレントゲンを最初と、また相談後にも撮って頂きましたが膿が見当たらず、また、先生自身も直接の診断の経験が無く手詰まりの状態となってしまいました。
耳鼻科にも伺ったのですが、蓄膿ではないと言われ上顎洞のことは分からないと言われてしまいました。
症状としては非常に近いものがあるのですが、この病気を診断できるお医者様に出会えていない状態にありますので、お助け頂ければ幸いです。
最初に
名称が違うだけで、副鼻腔炎=上顎洞炎=蓄膿症です。
痛むところは頬骨が多く、歯が痛む場合もあります。
問題はその上顎洞炎がどこから感染したかによります。
確かに歯根嚢胞から派生するものもありますがほとんどは鼻腔から管を通して感染します。
風邪などの時、鼻を強くかみすぎたりした場合が多いようです。
従いまして
>歯根の膿を清掃し歯肉炎でも無いのに、痛い部分の歯茎から血が出たり、歯の間にモノが挟まったりすると痛みが発生するといったもので、脳神経等の医院にも伺いましたが何の問題も見当たりませんでした。
−−−これはは歯根嚢胞が治りきっていないと考えます。
>耳鼻科にも伺ったのですが、蓄膿ではないと言われ上顎洞のことは分からないと言われてしまいました。
−−−はやはり専門は耳鼻咽喉科ですのでもう一度精密に調べてもらうのが良いでしょう。
CTですとほぼ間違いなく診断できます。
このエントリーのトラックバックURL : http://www.haisha.biz/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/17