1999年10月21日

青色申告書の作成

税務処理に関して個人事業主の大半がそうであるように歯科医師に至ってはほぼ100%が税理士に任せっきりになっているのが現状です。

本来は事業主自信が管理作成するのが本来の目的のはずです。
ところが診療の忙しさにかこつけて自信では医院のお金の流れを把握しておりません。
毎日のことなので大変なのは分かりますが、縦横計算はコンピュータの一番得意とする分野です。
項目を登録しておけば、パソコンが覚えておいてくれるのでいちいち同じ項目を記入する必要はないのです。
パソコンをお持ちの先生はまず始めに青色申告書をご自分で作成することをお勧めします。

但し、パソコン導入をすればすぐにできる性質のものではなく、売り掛け買い掛け(保険診療報酬)など帳簿独特の用語を覚えていかなくてはならないのは、通常の帳簿整理と変わりなく自分である程度勉強しなければならない事が残念なところです。
また、年度ごとに税制が変わっていくのにソフトがついていけない点も問題のあるところです。
しかし本来はいけないことですが、年末に調整訂正を行っても計算式に間違いがないのは強みでありますし、青色申告書を作ってくれるのは非常に便利で重宝しています。
ソフトは歯科医院経営専門のものもありますが大変高価で(25万円から100万円ほど)特に必要性は感じられません。通常のソフト専門店で購入できる2万5千円ほどのもので充分でしょう。
私も様々な(4〜5種類 「やるぞ!青色申告」→「PCA青色申告」→「会計王」→「弥生会計」)会計ソフトを使用してきましたが事業主給与の項目がないなどまだまだ問題点は多いものの現在はインチュエットの「弥生会計」を愛用しております。

◎給与事務

給与計算は手書きでも通常の歯科医院のスタッフの数から見れば大した手間ではありませんが、残業やパートなどの時給計算などの細かい計算で利用すると少しだけですが便利です。
有効なのは年末調整ですが、これだけ所得税の税制がコロコロと変わるとソフトが着いていけず、月々の所得税は結局手入力で数値を入れなければなりません。
お勧めは「給料王」です。

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1999年10月15日

自医院のホームページ作成の勧め

◆ホームページを作成してから早2年と少し経過しました。

僕のホームページは趣味色が強いせいか、最初のうちはあまり効果のあるものではありませんでした。
しかし、最近は少しずつ問診票の「なにを見て当医院を知ったか」の欄にホームページをチェックする方が一月に2〜3人ほどと増えました。

ホームページを見て来院する方の特徴としては口腔にこだわりを持っている方が多いせいか、一般診療の比率が多いように思われます。
また、どこのは医者にいったらよいか迷っている方も多いようです。

◆最近、ホームページ作成会社からの電話セールスが多いがどんなものだろうかという会員の声が度々聞かれるようになりました。
その費用はたとえば作成料は無料だが維持管理料が2万円/月というものだそうです。
これは考え方によっては最初の数ヶ月は良いのですが、その後毎月かかる維持費としてはそのメリットと比べてあまりにも高額です。

つまり作成費が高くてもその後の維持管理費がやすい方がずっと得なのです。出来れば自分で維持管理を行えば1000円/月でも出来るものなのです。
これはプロバイダー料ですのでインターネットを見るのとペアになっているものですので一緒と考えても良いでしょう。

作成費も2〜3ページの簡単なものであれば4万円程度で委託できます。(更新はなし)これも自分で作成すればただですので、興味のある先生は是非とも自分で制作すべきでしょう。
推薦するホームページ作成ソフトとして日本IBMのホームページビルダー2001辺りで簡単に出来ると思います。

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1999年10月14日

レセコン導入の勧め

パソコンは一部の歯科矯正医以外にはあまり使われていないのが現状です。
そこで、手前味噌ではありますが、私のパソコンの活用方法を公開いたします。

レセプト用パソコン(レセコン)の導入のすすめ

◆現在導入率が48%位でしょうか?パソコンに慣れるためや保険請求(レセプト)の簡素化のためのレセコンの導入は是非とも必要なことでしょう。

これは月初めの手書きによるレセプト作成の煩雑さを避け、診療業務に専念できるというメリットと後で述べる、税務の青色申告書を作成する資料(月次表、年次 表)をすぐに取り出せるという点で非常に有効です。

またこれにより些細なケアレスミスによる計算の間違いや病名の漏れなどがチェックできるので条件によっては請求点数が数%上がることもあるかもしれません。

費用はリースでメーカーによって一月当たり約2万5千円から7万5千円位までの開 きがあり機能の点でもひとっからげには言い切れませんが、5万円辺りが相場でし ょう。
この費用と現在手書きによって支払っている金額とを比較して同じくらいならレセコンに移行すべきです。
他の機能としてはリコールカードの宛名書き、カルテの印字(表書き、内容)、診療終了後日計表を作成しレジとの金額を合わせる等でしょうか。

◆このとき長年つきあっている手書き事務の方の解雇に頭を悩ませるのが必須です。
そこで私の場合、1年間にわたって徐々にレセコンに移行させることによって先方に「時代の変化」を勘づかせる事をしました。
具体的にはレセコン作成のレセプトのチェック→国保のみまたは社保のみのチェック→総括のみのチェック、と移行します。
当然チェックのみで印字、計算はパソコンが行いますので支払給与は少なくしていきます。
重複の費用がかかるのですが、古くから付き合っている手書き業務者を気持ちよく「切る」うえでは後腐れのない良い方法だと思われますがいかがでしょうか。

お勧めのOSは現在主流のWindowsではなく古いタイプのMS-DOSです。長所はとにかく処理が「速い」ので診療が忙しいときの入力でもいらいらすることがありません。 (1999年当時)

◆最後に重要なことはレセコンは欲張ってインターネットや文書作成などの他の仕事と一緒の機種で行わないことです。また他の機種とネットワークでつないでもいけません。
万が一そのことによってデータが飛んでしまったり、ウィルスが混入したり、止まってしまったら保険請求において取り返しのつかない「大事故」になり得るからです。(今はそうは思いません)

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